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殺されないために…

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今日は、ウルフ京子に、お詫び状と始末書を書くように強要されました。えっ!これって私のミス???

初めての仕事なのになんの説明もなく、ウルフが舌打ちしながら作った伝票を、そのまま産廃業者に渡してしまった私。

計量が間違っていたらしく、私の責任問題になっています。

ウルフ 「どうやって責任取るの!!」

意味が分からず、混乱しています。

私 「申し訳ありません(喉がカラカラで、小声が震える)」

ウルフ 「詫び状と始末書書いて! 今すぐ!5分で!」

あぁもういいや。書けばいいんですよね。

ウルフ 「はぁ??? 新卒でもないのに、そんなこともわかんないの~、あきれる!! いい年こいて、常識ないっ!バカなの?」

私 「すみません、すみません(頭が沸騰しそうなほど、熱い)」

ウルフ 「説明したら、理解できんのっ!?」

ウルフ京子は怒りが頂点に達すると、声が裏返り、ものすごい早口になります。自分のヒステリー声でさらに興奮し、手が付けられない状態に。

小さい頃からあまり怒られたことがない私は、頭が真っ白になって、何をどういうふうに返答すればいいのか、全くわからなくなります。黙ると、ウルフ京子はさらに激高するので、何か言わないといけないのですが、頭が熱くなって、もう何が正解なのか? 問題すら、思い出せないのです。

本日の勤務時間のうち、なんと3分の1、12歳下のウルフ京子に説教されていました。

ぐったりと会社を出ました。なにげなく見上げると星が輝いていました。星が、今日の私の一日を慰めてくれているようでした。思わず星がにじみ、改めてみじめさがこみ上げてきました。泣きそうなのを必死でこらえました。

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