ブログ

彼女、口きけないの?

投稿日:2018年10月7日 更新日:

ある日、若い女の子が課内に派遣で入ることがわかって、男性陣は色めきたった。だって、女性といっても40歳超えのおばさんしかいなかった部署に、22歳のピチピチ女子が入ってくるのだから、ワクワクだったわけです。

入社当日、課内にやってきた彼女はすらっと背が高く、色白で純和風の顔立ち。ずいぶんおとなしいなぁという印象だった。

そして挨拶をしたのだが

(えっ!今、何か言ったの?)というくらい

声が小さい。

ちょっと普通じゃないのかな?と思ったのは2日目から。おとなしいっていうレベルじゃない!

だって、なに教えても、うんともすんとも言わないんだもん。返事どころか、反応が、ない! 

最初、私のこと嫌いなのかなぁ、と思ったけどそうじゃないらしい。

彼女の態度は徹底していて、上司にも先輩社員にも、同年代の女の子にも同じだった。

私は、他部署の女性たちと毎日食堂でお昼を食べている。

「ねぇ、あんたんとこに入ったあの子、しゃべれないの?」と真顔で聞かれ、返答に詰まった。

「いや~、しゃべれると思うよ、たぶん。たまに声らしきものが聞こえるから」

「あー、そう。てっきり、しゃべれないのかと思ったーー」

やっぱり誰でもそう感じるだろうな。そのくらい、彼女は無言・無反応を貫いています。

何やら深い事情をお持ちの様です。わかりませんが。

心の中で日陰ちゃんと命名しました。

仕事に支障がでなければいいが・・

あっ、ちょっとでてるか。

 

前途、多難です。

-ブログ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

フェレット君は訳あり?

『施設長』といっても、工場で働いているのは、ほとんど派遣のおじいちゃん。社員の部下は、32歳のフェレット君だけです。 フェレット君は真面目で温厚。いつもうつむき加減で、長い前髪で顔がよく見えない。声も …

no image

退職日

すごく気持ちのいい風を感じます。狂った職場とは、今日でおさらばです。 嫌な思い出が圧倒的すぎる職場でした。でも、すごく貴重な経験をさせてもらいました。 ここで戸惑ったり、泣いたり、恐怖に震えたり、自信 …

突然の解雇。

2009年の春、それまで12年間務めた半導体メーカーを解雇されました。 リーマンショックの影響で、会社が業績不振になり 私が働いていた東北事業所の閉鎖が決定したのです。 パートは全員解雇、社員は九州事 …

no image

ウルフ京子がいない

ウルフ京子がいない職場は快適そのもので、仕事も順調にサクサク進みます。 誰かに怒られることはありません。 大量のやるべきことに優先順位を付け、一つ一つ片づけていくことが快感です。   施設長 …

no image

「うんともすんとも言わねーでさー」

そんな日陰ちゃんを、はちゃめちゃがそっとしておくわけ、ありません。あれやこれやツッコミを入れては、なんとか日陰ちゃんの反応を引き出そうと躍起になっています。 これくらい仕事に熱を入れてくれると、いいん …